孔雀文磬(くじゃくもんけい) (鎌倉時代 北家所蔵)
記年銘をもつ磬としては、わが国第一級の美術工芸的価値をほこる。 磬とは、中国から伝わった打楽器のひとつで、磬架にかけて仏事に用いたものです。表面には蓮華文の撞座をはさみ、孔雀を向かい合わせた文様を配し、裏面には銘文も見られます。この銘文により、石清水八幡宮別当法院権大僧祐清(田中氏)が、承元三年(1209)にこの磬を作り、弥勒寺に奉納されたことが分かります。