虫振祭 / 風除祭
「虫振祭(むしふりさい)」・「風除祭(ふうじょさい)」ともに、毎年6月に斎行される「御田植祭」に関わる重要な祭典です。
「虫振祭」とは、かつて御殿内の装束及び宝物類である能衣装関係・面・文書等の虫干しを行う祭礼でしたが、後に転じてイナゴやウンカなどの水田の病害虫の災いの無い様に祈念する神事となります。
また、同日には「風除祭」が斎行されます。台風などの風水害から被害を受けやすい8月の時期に、稲や農作物の安全な生長を祈念する神事です。
旧宇佐町戦没者慰霊祭
境内大尾山裾野に、143柱の旧宇佐町出身の護国英霊を祀る「英霊之碑(忠魂碑)」が鎮座しています。
先の大戦における戦没者を追悼し、恒久平和を祈念するため、終戦記念日である8月15日にこの碑前において祭典を斎行します。
水分神社例祭
水分神社(みくまりじんじゃ)は菱形池の小島に鎮座し、水を司る五柱の神様をお祀りしています。
水分神社例祭は毎年8月28日に斎行され、氏子崇敬者が参列し、稲の成長を祈念します。
7月 行事予定
「夏越大祭」「夏祭」「ごじんじ」等と呼ばれ多くの方々に親しまれていますが、正式には「宇佐神宮御神幸祭(ごしんこうさい)」と称します。古くは「御祓会(おはらいえ)」とも呼ばれ、人々の疫病を除き災厄を防ぐと共に、八幡総本宮として国家国民の安寧を祈願する祭礼です。
この祭典の歴史は古く、宇佐神宮の根本史料である『八幡宇佐宮御託宣集』によると、平安時代の嘉承元~3(1106~08)年より以前に始まったとされています。
御本殿より御神体が神輿に遷り、御仮屋である境内の頓宮(とんぐう)まで御神幸されます。
頓宮で三日二夜を過ごされた後、再び上宮御本殿へと御還幸されます。
神幸行列は、天狗のように赤く鼻高の猿田彦神が道案内として先頭に立ち、鮮やかな色彩の装束をまとった「蝶」「鳥」「駒(馬)」の稚児が列を成します。続いて裃(かみしも)や直垂(ひたたれ)を着けた列奉行、太鼓・横笛・鉦を賑やかに奏でる道行囃子、三基の神輿の後ろに宮司と神職が従います。まさに時代絵巻さながらの光景が繰り広げられます。
7月31日(木)
午後 3時 本殿祭・御発輦祭(ごはつれんさい)
午後 5時半頃 菅貫神事(すがぬきしんじ)①
宮司以下神職は頓宮北側の斎庭にて「菅貫神事(すがぬきしんじ)」を行います。「解縄串(ときなわぐし)」という宇佐神宮古儀による祓具にて神職全員が自祓を行った後、正面に立てられた三本の川御幣(清らかな流れを表す)に一人ずつ静かに進み、拝礼の中で最も丁寧な作法である「起拝」の後に、解縄串を川御幣に向かって投げ入れ、国家安泰・万民息災が祈念されます。
①菅貫神事
8月1日(金)
午前10時 式日祭・流鏑馬神事本殿奉告祭
午後 3時 流鏑馬行列進発・奉幣神事②
午後 4時 流鏑馬本義③
御神幸祭中日には、天下泰平・五穀豊穣・悪疫退散を祈念する「流鏑馬神事」が斎行されます。当日は鎌倉時代より続く流派「小笠原流」の方々が弓を引き、鎌倉時代の狩装束を着装し奉仕します。
②奉幣神事
③流鏑馬本義
8月2日(土)
午後 3時半 御還幸祭
午後 8時 厄除花火大会④
厄除・疫病退散を祈念する花火大会を催します。
スターマインなど約1,000発を打ち上げ、御神幸祭の締め括りを彩ります。
④厄除花火大会
9月 行事予定
宇佐神宮御鎮座1300年 第18回宇佐神楽共演大会
宇佐市伝統民俗芸能継承団体連絡協議会主催による、 宇佐神楽共演大会が下記日程にて実施されます。
【日時】
令和7年9月13日(土)
午前10時45分より午後3時00分(終演予定)
【場所】
宇佐神宮 能楽殿(境内案内図はこちら)
【お問合せ】
一般社団法人 宇佐市観光協会
TEL:0978-37-0202
宇佐神宮御鎮座1300年奉祝コンサート
宇崎竜童 MADE IN JAPAN JUST GUITAR JUST VOCAL
ロック歌手や作曲家、俳優としてもご活躍されている宇崎竜童氏が 2日間に渡り、産経新聞主催によるコンサートが当神宮で開催されます。
【スペシャルゲスト】
三浦 祐太朗
【日時】
令和7年9月20日(土)・9月21日(日)
開場 17:00 / 開演 18:00
【会場】
宇佐神宮特設ステージ
※悪天候時は宇佐文化会館ウサノピア大ホールでの開催となります。
【チケット販売】
令和7年7⽉23⽇(水)全国一斉発売
【お問合せ】
株式会社ムーヴ
エンタテインメント事業部
TEL:06-4707-0330(平日11:00~18:00)
詳しくはこちら
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秋季皇霊祭遙拝
「秋季皇霊祭」とは、毎年秋分の日に皇居内の皇霊殿にて斎行される、皇室の祖先祭祀です。この遙拝は伊勢の神宮を始め、全国の神社において斎行されます。
虫振祭 / 風除祭
「虫振祭(むしふりさい)」・「風除祭(ふうじょさい)」ともに、毎年6月に斎行される「御田植祭」に関わる重要な祭典です。
「虫振祭」とは、かつて御殿内の装束及び宝物類である能衣装関係・面・文書等の虫干しを行う祭礼でしたが、後に転じてイナゴやウンカなどの水田の病害虫の災いの無い様に祈念する神事となります。
また、同日には「風除祭」が斎行されます。台風などの風水害から被害を受けやすい8月の時期に、稲や農作物の安全な生長を祈念する神事です。
旧宇佐町戦没者慰霊祭
境内大尾山裾野に、143柱の旧宇佐町出身の護国英霊を祀る「英霊之碑(忠魂碑)」が鎮座しています。
先の大戦における戦没者を追悼し、恒久平和を祈念するため、終戦記念日である8月15日にこの碑前において祭典を斎行します。
水分神社例祭
水分神社(みくまりじんじゃ)は菱形池の小島に鎮座し、水を司る五柱の神様をお祀りしています。
水分神社例祭は毎年8月28日に斎行され、氏子崇敬者が参列し、稲の成長を祈念します。