特殊祭典



御田植祭(おたうえさい)(7月26日)
  
 上宮神前での祭祀が終わると御田植神事に奉仕する斎主以下所役の行列が境内の斎田として設けられた祭場に着く。
 斎主祝詞、水守が水を注ぎ、御タ巡りなどの行事があり、神酒杯酌があって、奉楽のうちに花傘をかぶった早乙女が田植行事をする。素朴なうちにも典雅な神事である。








風除報賽祭(ふうじょほうさんさい)(10月20日)
  
 八月七日に風除の祈願をする風除祭の報賽に、この祭をするのである。氏子の俚舞や神遊び、鉾立てなどの神事がある。




楽打神事

 十月二十日の午前十時から、周りに白の旛を青竹の竿につけたものを立てて、この中に笛、鉦の奏楽をして、背に紙垂をつけた竿を負って、ヘラの皮の腰(みの)をつけ、胸に鼓を抱いた舞人が『トツカミエミタメ』といいながら鼓を鳴らしながら舞うのである。素朴で勇壮な俚舞いである。








神能(しんのう)

  十月二十一日の早朝から、神宮能楽殿の見所に神籬(ひもろぎ)を設けて大神を御まねきし、能舞台で神能が催される。この神能は、昔から宇佐神宮に伝わっている宇佐観世である。












鉾立神事(10月19日〜21日)

 祭典の前日から、境内に風除報賽即ち大神に御礼の意味で、氏子が奉納した(ほこ)を建てる。  太綱を使った壮大なものである。






◎参拝の作法
   
 宇佐神宮には、古儀によるいろんな御祭の方式や作法があるが、一般の参拝者の参拝方法も、他の神社とは違った次のような特殊な作法がある。
 大前に進めば、上宮も下宮も同じであるが、まず向って左の一之御殿から真中の二之御殿向って右の三之御殿の順に参拝するのである。参拝の作法は、ほかの神社と変わったところはないが、ただ拍手を四拍手するところが古儀になっていて、祭儀のときも一般の参拝も宇佐神宮は四拍手である。二拝四拍手一拝。